ゆるいイラストとゆるい文で、日々思うことを綴るざわわです。
フォルケホイスコーレって聞いたことありますか?ウィキペディアによると…
民衆の民衆による民衆のための成人教育機関。19世紀にデンマークの農村を中心に発達し、勤労青年を主たる対象にした社会教育施設
だそうです。まぁ、大人のための自主的な学校ってことですね。
そして、日本でもそのホイスコーレの影響を受けて活動している人たちがいます。っていうか、私が今住んでいる島根県の津和野町にその団体がありました。
それが「つわのホイスコーレ」さん。
今回、私は2日目と3日目に参加してきました。3日目に同僚が講師をするので、そのお手伝いで参加することになり、ついでに2日目も参加、って感じですな。
つわのホイスコーレ…学びの実際は?
2日目
つわのホイスコーレは何日も学ぶのではなく、年に数回、3日程度の学びをしているみたい。今回私が参加した回も全日程は3日間。参加者は基本、滞在型で寝食をともにしている模様。
私は自宅からの参加で、必ずしも滞在しなきゃいけないわけじゃない感じ。
1日目は体について学んでいて、2日目は自分の内面について、って感じでした。
さぁ、2日目ですが…
つわのホイスコーレの学びは、「チェックイン」という形で始まるようです。みんなが集まって、自分の今日の心や体の様子を話しました。この日は、森の中でのチェックイン。森って言っても、道路に面していて、そんな森の奥深くではないですが。
輪になって、順々にお話ししました。
そして、会場となるお家に戻り、ワークスタート。この日の主な活動は、「愛」「友情」などなど価値観が書かれた数十枚のカードの中から、自分が大切にしているものを選び、どうしてなのか考える活動でした。
食事ですが、私はお昼ご飯だけいただきましたが、宿泊している人は、朝・昼・夜を参加者みんなでいただくようです。
あ、そうそう、私は参加してませんが1日の学びが終わると朝とは反対に「チェックアウト」の時間が設けられています。
3日目
3日目も、2日目同様チェックインからスタート。自分が今、感じてることを共有するスタイルが確立されていますね。
3日目は詩のワークショップ。講師から、いろんなスタイルの詩の紹介があり、外に出て詩をそれぞれ書くという流れ。当初は言葉を集めて、それを吟味して、詩を書くというワークショップの流れを想定していたけれど、実際はいきなり書き出したり、外に出ない人がいたりと、自由に詩を書く流れに。
書き終えてからは、お互いの詩を読み合い、感想を述べあったり、付箋にコメントを書いて貼り付けたり。
何か結論を出すわけではなく、感じたことを共有という形でワークショップは終了しました。
つわのホイスコーレに参加した感想
つわのホイスコーレは細やかな心をもった人たちが、よく生きるために、自分や他者、社会や世界への理解を深めていこうという集まりに感じました。(あくまで「感じました」で主観ですよ。ホイスコーレ側の認識と異なるかもしれません。)
そして、つわのホイスコーレの精神や雰囲気は大多数の日本人にすごく合っていると思うので、継続していってほしいなぁとすごく思っています。
ただ、おそらく、日本人としては少数派の私にとっては、その場で求められる「人への気遣い」がハイレベル過ぎて、けっこう大変でした。
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